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老ヴォールの惑星
 

 僕が良く行く書評サイトさん達が絶賛だったので、図書館から借りてきました。
 小川一水氏についてはまったく初見でございました。

 小川一水氏HP

 この文庫には四作の中篇が収められていて、
 その四つどれもが、「幸せとは」「努力縺u愛(絆か?)」がこめられてます。(決して恋愛小説ではない。SFです)
 僕ちゃんは甘ったれ野郎なので、「努力したら報われるのは当然」「がんばったら幸せなのは当然」という考えなので(かといって僕が努力してきているかどうかはまた別の話)、読んでて拳を握り締め絶賛しました。
 すごいよこの作品群!!
 今まで、なんかこういうのがぎっしりつまってるのって読んだことが無かった。
 うわーーーっ。ってなりました。
 力が湧いてきますよ。

 最初は現代SFなんて小難しい薀蓄がいっぱいに違いない。きっと字がぎっしりで読めないんだ。って思ってたんですが、なんだかわかんないんですけど、文章がスレンダーで乾いてて、すらすらすらーーーっと読めます。 
 久しぶりに部屋の中で突っ立って夢中になって読んでしまいました(←続きを読もうとして座るのを忘れ、没頭した)。

「ギャルナフカの迷宮」
 与えられた一枚の地図を頼りに、わずかしかない餌場と水場を探さなければならない、牢獄代わりの迷路に放り込まれた人々の話。
 どうして迷路が作られたか。とか、迷路内でどうやって生き抜くかがはらはらしました。

「老ヴォ-ルの惑星」 
 人類とは全く違う、電磁嵐みたいなものを食べて生きる大きな異星物の冒険。

「幸せになる箱庭緕
 何を言ってもネタばれになりそうだわーん。
 新天地での冒険とその結末と未知との遭遇。というところか。
 わりとみんながとりあえずやってみるか。というテーマかもしれません。
 好きですけど。

「漂った男」
 陸地も無い空と海だけの惑星に一人不時着した少尉の話。
 隔絶した孤独な状況下におけるいろんなことがたっぷりです。
 途中、怖くてだけどどうしようもない気分にさせられました。
 タワリ中尉が良い人ですごく救われた。
 この漂った男が一番のお気に入りです。


 氏は二十代だそうです。ライトノベル的ってあっちこっちで言われてますが、そのおかげで楽に読めたのかな? 
 ぜひぜひお薦めでございますよ。
 図書館で借りて読んだけど、ちゃんと買おうと思いまする。

むてきののらいぬ
本:感想   6 1

 書き込んでいただいてうれしいですよぅ。
 鍋つかみ、かわいかったです♪
 こちらこそ、実は本家の方からリンクをさせていただいてまする。
 今後ともよろしくお願いいたします。
2005/10/25 16:48 | | edit posted by つな様へ
>家から職場からちらちらちらとお邪魔させていただいてます
わー、嬉しいです。ありがとうございます♪
しかも、過分なお褒めの言葉まで頂いてしまい螂蛛B照
こちらこそ、これからもまたよろしくお願いいたします。嬉しかったので、ついまた書き込んでしまいました。笑 ではでは。
2005/10/23 18:18 | | edit posted by つな
 とってもとってもお薦めよん♪
 中篇なので、途中休憩もできるし。
2005/10/22 12:31 | | edit posted by かおるちゃんへ
 つな様、TBあんどコメントありがとうございます。
 嬉しいっ。
 家から職場からちらちらちらとお邪魔させていただいてます。
 つな様の書評は、作品内容がすごくすっきりわかりやすくて、且つ読みたいな、と思わせてくださるものばかりで、ありがたいです。
 
 老ヴォール、本当に読んでよかったと思いました。
 あわわ、そうですよね。設定がすごいのに、説明がわかりやすい!確かにです!
 家についたときは、漂った男の時で、座るの忘れて読んでて足が痛くなりました(笑)ここまで集中できたのは久しぶりです。
 ほんとに幸せですよね♪
 
 また、これからもお世話になりまする。 
 コメントありがとうございました!!
2005/10/22 12:29 | | edit posted by つな様へ
面白そうだね〜(^^)
時間があるとき読んでみようかな♪
2005/10/20 21:34 | | edit posted by くすみ かおる
はじめまして。
私も同じく、SFって無駄な薀蓄が苦手なんだよねー、と敬遠していたのですが、絶賛しているブログで出会って、これを読みました。
薀蓄というか、細かい設定部分を、決してないがしろにしているわけではないのに、するりと読み易かったですよね。
突っ立ったまま、夢中になって読んだって凄いですね。笑
でも、ほんとにそれだけ夢中になれたということで、そういう読書体験は幸せだなぁと思います。
*こちらからも、トラバお返しいたしました。
2005/10/20 16:48 | | edit posted by つな














 

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私はSF作品が苦手。その世界設定の方が気になってしまって(どうして、この設定が必要になるの?とか)、どうも物語に入ることが出来ない。これはそんな私でも読めたSF作品。小川一水「老ヴォールの惑星」ハヤカワ文庫JASF色が薄いのかというと、決してそんなことは... 書き
| 日常&読んだ本log | 2005.10.20 16:42 |